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GTRACINGのゲーミングチェアを買ってみました

 

いすに座る・床に座る

1年くらい、自宅のパソコン作業デスク用に、ちょうど良い「いす」を探していました。

それまでの「いす」は、高さ調節ができるだけの肘掛けもないシンプルなもので、座面も固く、座布団を敷いて使っていました。

職場の「いす」は、年代物(推定20年強。座面は硬い。背もたれは一般的な高さ)ですが肘掛けがあるので長時間のパソコン作業や書物でも、腕を預ける場所がある分、自宅の「いす」に比べれは随分と楽です。

セキュリティの関係もあり、自宅に持ち帰った仕事などはデスクトップで、趣味やプライベートな作業にはゲーミングノートとMacbookと使い分け、休日、趣味のオンラインゲームをするときには「こたつ(夏はもちろん布団なし)」&「ゲーミングノート」で、ほぼ1日床に座りっぱなしということを長らく続けていました(座椅子やらクッションやら、いろいろ試したけれどなかなかしっくりいくものがなく、結局座布団派)。

しかし、年齢を重ねるにつれて、「床に座ったまま」が、徐々にしんどくなり、逆に、「いすに座ったまま」もしんどくなり、「いす」と「床」を適宜移動しながら自宅での時間を過ごす方法を模索しはじめて、仕事とプライベートの双方を「いすと床」でできる環境(ハードウエアを買い足すとか、ソフトウエアやネットワーク系の仕込みなどなど)を整えていきました。

そして、戻りまして、「良いいす」を探していました。

 

 

長く座っていられる・背筋が伸ばせて体が預けられる

本格的に「良いいす」を探し始めたのは、中国で新型肺炎が見つかり武漢の市場が閉鎖されたという報道から弊社のBCPチームが策定していた「パンデミック対応」に基づいて、本社屋の閉鎖と職員の在宅勤務対応フェーズを始動させたことでした。

1年の間、「良いいすないかなぁ~」だったのが、とっとと要件を決めて探し始めました。

 

要件1:長く座っていられる

・座面は適度なクッション性
・体全体のホールド感
・肘掛け必須
・高さ調節あり

 

要件2:背筋が伸ばせて体が預けられる

・背もたれが後頭部を預けられるくらいの高さがある
・リクライニング付で、倒れる角度が大きい
・背中や腰にフィットする(させらる仕組み)

 

要件3:その他

・コロコロ付(車輪)
・お安いに越したことはない
・3~5年は使えそう
・デザインはこの際、おいておく

 

このような最低要件を出しつつ、「やっぱり実物みたいし」と思い、家具屋さんに行こうか、事務機屋さんに行こうか、リサイクルショップもありか?などと思案していたところ、たまたま観ていたテレビドラマで「ゲーミングチェア」をパソコンや作業用に使っているシーンが流れまして、「あ!」と。

早速翌日の仕事帰りに、某家電量販2店と某パソコンショップ2店へ偵察に行きました。

 

 

どれを選ぶか 種類も豊富・値段もピンきり

ゲーム業界との取引も多い仕事の割に、ゲーミングキーボードやゲーミングマウス、ゲーミングチェアなどのヒューマンインタフェースなことにはほとんど知識がなく、ゲーム界隈製品の裾野の広がり方に感心。

自分もゲームをする割に、無頓着というか、世代がバレるというか、時代は随分先に進んでいて、数年ぶりに量販やパソコン屋さんに来たわけでもないのに、「自分が関心を寄せていない」というか「アンテナが低い」というか……(もごもご)

この日、私が見たゲーミングチェアは、メーカー数で6社ほど、種類で20ほど、価格帯は3万円前後から20万円弱までととても幅広く、「えいやっ」で決めるのはアレなので、座り心地を試したり、店員さんに売れ筋を訊ねたりして、帰宅後、Google先生と探索へ。

ネットで探し始めると、他の商品と同様に「あるわあるわ」。通販系各社のレビューもね「あるわあるわ」。そして、いつものように「実機購入体験」にはあまり巡り会えないといういつものぱてぃーん(死語)。

 

 

そんなこんなで「GTRACINGゲーミングチェア」(汗)

なぜに(汗)なのかといいますと、知人に「ベタですね」と言われましてね(笑)。

一応、私が選んだ理由を。

お店で試した限り、お値段の張るものは当然、「作りがしっかりしていて」「ガタつきなどなく」「座面や背もたれのクッション性(反発力)が心地よい」。転じてお安いものは、「それなりに」。言わずもがな。

まず、クレジットカードの付与ポイントの一部が有効期限間近で、そのポイントは使いみちがとても少ない中、Amazonギフト券を選べるという救済的なありがたい仕様で、8000円分をAmazonギフト券にすることを前提に、Amazonでの購入を決定。

はじめて買うもので、自宅に据えたときのサイズ感(寸法は書いてあるけれども、背が高いので全体としての圧迫感とか)もいまいち不明で、場合によっては「誰かに売り飛ばす」という逃げ道も考えつつ、残念度が小さく済むように上限を2万5千円程度に設定。

続いて、レビューは「信じないように」しようということで、出た!「Amazon Choice」(笑)。

かくして、Gtracing ゲーミングチェア オフィスチェア デスクチェア ゲーム用チェア リクライニング パソコンチェア ハイバック ヘッドレスト ランバーサポート ひじ掛け付き 高さ調整機能 PUレザー ブルー GT002(長い)を注文しました。

メーカーの商品説明では、鵜呑みにするかどうかは別にして、ほぼ「私の要件」を満たしていました。

問題は、「お安い」こと。

販売価格は税込17,800円。

これに5%引クーポン+クレジットカードのポイントを移行したAmazonギフト券8,000円で、ご請求額8,500円也

※いま見たらば、随分色数が増えていて、ベストセラー1位もありました。ずいぶん売れたんですね。

 

 

到着 GTRACINGゲーミングチェア GT002

デカイ 重い

湿った雪の降る寒いお昼、クロネコさんが濡れながら配達してくださいました。

明らかに持ちづらそうにされていて、玄関先に「置いていいですか?」と。

手渡ししようとせず、「置いていいですか?」。

すぐに判明。「重い」。

箱の大きさとのバランスで「重く」感じる。

 

開封の儀

箱を開けてみるとこんな感じで、「背もたれ入ってる?」と思うほどのコンパクト感。

 

そうか、組み立てるのね

箱に入って来たんだもの。組み立てるのよね。当たり前よね。

六角レンチも入ってますし、取説通りに組み立てていけば、難しくはありませんので、組立工程は割愛します。

 

ご親切に「軍手」が入っています

軍手まで入れてくれているという「親切」なメーカーさんです。

組み立て始めてわかったことですが、全体的に重いこととそれぞれのパーツが大きいので、組み立てには相応の「力」と、いすを横にして組み立てる作業をするための「広さ」が必要です。女性だと「少し、しんどい」かもしれません。

 

は?

何で両方右手?wwwww

間違いでしょう。きっと。

もしかして、意外にしんどいと感じた組み立て作業から想像するに、「2人で、右手にそれぞれ軍手をはめて、一緒に作業してね」ということかと勘ぐりました(ウソ)。

他にご購入の方も、右手2枚なのでしょうか。とても気になります。

 

完成!

20分ほどで、完成。

体を預ける「いす」なので、ビスはしっかりめに締めました。もっとも、バカほど締めればいいというものではないので、ちょっとキツめくらいです。

 

完成直後に問題発覚!

しました。

このお話は、また次回。

長期使用レビューも予定。

 

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